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中学生に最適な最初のラケットは? ~今更聞けない硬式テニスの基礎知識~ 

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こんにちは。hirominです。

今回は、新たに部活等で硬式テニスをはじめる中学生向けのラケット選びについて、全くのテニス経験ゼロの親目線で説明したいと思います。(公立中などの部活ではソフトテニスが主流ですが、ここでは硬式テニスについてお伝えしていきます。)

中学生になって硬式テニス(部活)をはじめる場合、どんなラケットを買えばいいのか悩むのではないかと思います。両親や兄弟、親戚や知人等に経験者がいれば詳しく教えてくれるはずですが、全く無知な状態でスポーツ店へ出かけて行っても、種類も多くて、店員さんの説明だけでは決めきれずに買えない、もしくは勧められるまま自分には合わない(好みではない)ものを購入してしまい後で後悔…なんてことになりがち。
親としても、決して安くないものですから、失敗はしたくないですし出来るだけ長く使って欲しいですよね。

※このブログでは硬式テニスに必要なアイテム(今回はラケット)についてお伝えしていますが、通常、公立等多くの中学校で行われている部活動は軟式テニス(ソフトテニス)が主流だと思われます。軟式テニスの場合、使用するボール、ラケットは硬式テニスのものとは異なりますので、ご注意ください。

ラケットの黄金スペックって何?

ラケットの選び方などをインターネットで検索したりすると、この「黄金スペック」というフレーズを目にする事があると思います。
この黄金スペックとは、初心者から上級者に至るまで、誰にでも扱いやすい仕様であるという事。
具体的には以下の通りで、中学生の最初の1本にも最適なラケットといえます。

ラケットの重さ…300g前後(女性なら280g~290gくらい)
・フェイス面積(ボールを打つ面)…100インチ
・バランスポイント…320mm前後(女性用は320~330mm前後)
・フレームの厚み…23~26mm前後(やや厚め)

ただ、重さについて、テニスをはじめたばかりの中学1年生は、筋力や身長も未だ成長段階なので、男子生徒でもあまり重たいラケットは肘を痛める原因になるのでおすすめ出来ません。280g〜290gの少し軽いもので十分だと思います。
ただし、ある程度筋力のある子や体格の良い子であるなら、300gのものでも大丈夫です。
(購入前に、ショップなどで300gのものを実際に振ってみて、重さを確認してみる事をおすすめします。)

ラケットには、1つのシリーズにそれぞれスペックの違うものが数種類存在します。
色・デザインが同じものでも、ジュニアや女性向け、競技者向け、シニア向け等、ちょっとずつ違ったスペックがあります。その中から、自分に合ったスペックのラケットを選び、また、自分のプレイスタイルや好みに合ったストリングス(ボールを打つネット部分の素材)を選んでお店の人に張ってもらいます。

なのでスポーツ店に出かけた際、気に入ったラケットを見つけたら、まずはタグを確認。
上記の黄金スペックの仕様に当てはまるものであれば手に取って片手でスイングしてみて下さい。
重すぎないか、軽すぎないかをチェックしてみて楽に振れるようであれば候補にして良いと思います。お店によっては、タグに初心者向け等の記載してある場合もありますので、確認してみましょう。

グリップサイズも忘れずに確認

ラケットの持ち手の部分をグリップといいます。実はこのグリップにもサイズがあり、
手の大きさによって、サイズが選べます。ラケットによって選べるサイズ展開が異なりますが、大体G0〜G4まであると思います。

男子なら、手の大きさが極端に小さい、もしくは大きくない限りは、G2のものを選べば良いかと思います。
女子ならG1で良いと思います。

若干細い場合でも、オーバーグリップテープを巻く事で、調節は可能です。
グリップテープについては以下のページを参照にしてみて下さい。
中高生が部活動で準備するアイテムはコレ!~硬式テニスの基礎知識(グリップテープ編)~

ガット(ストリングス)について

次にガット(ストリングス)についてです。これは、ラケットのボールを打つ面の網目状のひも(繊維)のことです。ボールを打つ際、実際にボールがあたるのはラケットではなくこのガット(ストリングス)なので、ラケット以上に重要なアイテムといえます。
ジュニア用のラケットと違って、大人用のラケットを購入する際にストリングスが最初から張ってある事はまずありません(中古品除く)ので、ラケットとは別に購入してお店で張り上げてもらいます。お店によっては、ラケットの購入特典として、ストリングスと張上げのサービスが行われている場合もあります。
消耗品なので、練習を続けていくうちに、緩んだり、切れたり、ボールの打感が変わってきたりします。その場合は新しいガット(ストリングス)に張替えが必要です。
だいたい3か月を目安に張替が推奨されていますが、数週間から数日で切れる事も珍しい事ではありません。(息子くんの先輩は翌日の部活で切れてしまった事も。。。)

 

ガット(ストリングス)の種類

ナチュラル
ガットとは、腸を意味します。ナチュラルガットとは動物の腸で作られたものです。丈夫で伸縮性に富み、昔から使われてきました。
トッププロ選手は殆どがこのナチュラルガットを使用してプレイしていますが、やはり価格が高いです。

ポリエステル
ポリエステル素材で作られており、伸縮性が少ないので、打った力がボールにダイレクトに伝わり力強いボールが打てるため、トッププロなどを含め競技者使用率NO.1のストリングです。ナイロンストリングスが頻繁に切れたりする場合は、こちらを試してみるといいと思います。

ナイロン
ナイロン素材でできているので、ナイロンストリングとも呼びます。ポリエステルよりも柔らかい打球感で、力の弱い女性やジュニアにもおすすめのストリングスです。
部活でテニスをはじめる初心者の中学生や高校生なら、まずは柔らかいナイロンのストリングスから使ってみましょう。試合に多く出るようになると、ガットがすぐに緩んだり、切れたりして張替の頻度が増えてきます。その時はポリエステルを検討してみて下さい。
ナイロンとポリエルテルを縦と横に張上げて(ハイブリッド)使用することも可能です。

 

テンション

ガット(ストリングス)の張り方の強さを表す数値です。ポンドで表示されます。
ラケットやガットに推奨されている数値があるので、その範囲内で指示を出して張ってもらいます。(ちなみに夏場よりも冬場は若干緩めに張ってもらいます。息子くんの場合45〜50Pくらいです。)最初は45ポンド位からでいいと思います。

量販店(スポーツDEPOやスポーツオーソリティetc…)や、個人スポーツショップ、
スクール、個人等々…、張替えをしてくれるところはいくつかあります。
だいたいガット代を含めると3,000〜4,000円前後かかるかと思います。
個人やスクール等でガット持込が可能なら、ネット販売等でロールものを購入すれば、コストは抑えられます。

中学生初心者にオススメのラケット

黄金スペックの中で、初心者におすすめとされる人気のラケットをご紹介します。
なかなか自分では選びきれない場合はこの中から選べばまず大丈夫でしょう。

筋力が弱い場合は、比較的軽めのラケットが良いと思いますが、これから毎日部活で練習する学生さんなら、週1でスクールに通う社会人やシニアより、はやいスピードで上達していくはずなので、あまり軽すぎるものを選ぶと、数カ月で物足りなさを感じてしまう事になると思います。まずは直にラケットを持って振ってみましょう。

バボラ(Baborat) ピュアドライブ
このラケットに似たラケットを各メーカーが開発しだしたという経緯がある程、扱いやすく飛びが良い大人気のラケット。
日本のプロでは、
杉田祐一選手やダニエル太郎選手、綿貫陽介選手が使用しているモデルです。

 

 

ピュアドライブ ライト(270g)←ジュニア・女子向け

 

ピュアドライブ チーム(285g)←男子中学生オススメ

 

ピュアドライブ(300g)←黄金スペック

 

 

 

 

ヨネックス(Yonex) Eゾーン
日本のメーカー。フェイス面の形が独特なので好みが分かれますが、大坂なおみ選手が使用しているシリーズで、プロや学生選手の使用率が高い人気モデル。

 

2022年モデルが予約受付中

NEW! 2022年 新モデル 4月発売予定
Eゾーン100SL(270g)←ジュニア・女子向け

 

NEW! 2022年 新モデル
Eゾーン100L(285g)←男子中学生オススメ

 

NEW! 2022年 新モデル 1月下旬発売
Eゾーン100(300g)←黄金スペック

 

2020年現行モデルがお得です。

Eゾーン100SL(270g)←ジュニア・女子向け 2色展開

 

Eゾーン100L(285g)←男子中学生オススメ

 

Eゾーン100(300g)←黄金スペック

 

 

 

 

 

ヨネックス(Yonex) Vコア
日本のメーカー。フェイス面はEゾーンと同じでアイソメトリクス形状。西岡良仁選手が使用しているシリーズです。こちらも人気のあるモデルです。

 

Vコア エリート(270g)←ジュニア・女子向け

 

Vコア100(280g)←男子中学生オススメ

 

Vコア100(300g) ←黄金スペック

 

 

Yonexやバボラなどの人気ラケットにガット張り、振動止め、グリップテープ、ラケットケース、ボール等をセットにしたお手頃価格の入門用のラケットセットも販売されています。

 

まとめ

いかがでしたか?
ラケット選びはなかなか難しいですが、自分で選んだものには愛着が増しますよね。
練習も頑張って楽しいテニスライフを!

テニスシューズの選び方や購入については以下のページをご覧になってみて下さい。
部活動で最初に準備するアイテムはコレ!~硬式テニスの基礎知識(テニスシューズ編)~

 


 

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