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子どもがテニスを始める時に必要な物~~全く経験ゼロの親目線でお伝えします~~

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最近、サッカー、テニス、ゴルフ、卓球…などなど。若い日本人選手の海外での活躍が目覚ましいですね。
「○○やってみたい!」と言い出した我が子に夢を託して、少しでも評判の良いスクールやコーチ探し、送迎等、親の負担は限りがなく、コストも必要となります。

我が家は一人息子です。ちょうど幼稚園から始めたサッカーを辞めようと考えていた時に、折込チラシを見て軽い気持ちで短期レッスンに参加したことがきっかけで、テニスを始める事になった息子くん。小学2年生の春でした。
入会時にラケットをプレゼントされ、楽しそうにレッスンに通っていましたので、特に不安もなく送迎していました。そのうち、息子くんが、皆ラケットに何かつけている、持ち手の色が色々変わってる…等々と言ってくるようになりました。
私も夫もテニスはまったく経験なし。試合のカウントも理解できませんでした。
ラケット(加入特典でもらったもの)、運動靴、Tシャツとジャージ(サッカー用の練習着を持ってたので)、それで十分だと思っておりました(笑)ので、息子くんが何の事を言っているのかわからずに困った経験があります。

そこで、子供にテニスを始めさせる時、私と同じように知識不足で困ってしまう親御さんや、部活ではじめたばかりのジュニアの皆さんの手助けになればと、必要なものや知っておいた方が良いと思う事を私なりにまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみて下さい。

テニスラケットの選び方 -ジュニア用ラケットー

テニスを始める際に、まず頭に浮かぶのはテニスラケットですよね。
我が家のように、スクール体験などの得点でもらえる事もありますが、子供にとってラケットはモチベーションアップにつながるアイテムですので、選ぶ際もとっても重要です。
一般的な大人用ラケットのサイズは27インチです(約70cm弱ですね)が、ここでは幼稚園や小学校からテニスを始める子が選ぶ、最初の1本目のラケットについて考えたいと思います。中学生部活の場合、ソフト(軟式)テニスか硬式テニスかによって、ラケットも全く違ってきますので要注意ですよ。
色々なメーカーの商品がありますが、ジュニア用ラケットは大人用のラケットよりも短めに作られており、だいたい19~26インチのサイズ展開かと思います。
これらは、主に身長に応じたものと考えて頂ければ良いと思います。ラケットを持って手を下におろした時、地面につかないくらいの長さのラケットが目安となります。
また、子供さんが振り回しても重く感じないものを選ぶとベストです。

 

 

 


ラケットに使われている材質については、
アルミ素材グラファイト素材のものがありますが、19インチ~から23インチくらいまではアルミ素材のものが多いと思います。通常の硬式ボールを使うようになったら、グラファイト素材のものを選ぶと良さそうです。
http://princeplaystay.jp/より引用

テニス用ソックス

ラケットの次にまず準備するのはシューズですが、シューズ選びをする前に、まずテニス用のソックスを用意しておきましょう。
テニス用ソックスは、通常のソックスよりも足裏部分の保護のために、特に底が厚く作られているものが殆ど。練習の際には必ず使用するものですし、シューズ選びの際はこのソックスを履いた状態で試し履きをして購入しましょう。

テニスシューズ

テニスシューズを購入する時は、上記でも説明したように、テニス用ソックスを履いてから出かけましょう。
試し履きの際には、履いた後につま先を上に向けてかかとをトントンと床に落としてから
靴ひもを締めましょう。(小さいお子様にはマジックテープタイプもあります)
必ず両足履いて、少し歩いたり跳ねたりして確認してみて下さい。
ぴったりしたテニスシューズを選んでしまうと、窮屈になりすぎて力が十分に出せませんし、またすぐに大きくなるからと大きいサイズを選ぶのもケガにつながりますのでおすすめしません。
必ずソックスを履いた状態で履き、つま先部分に少し余裕があるテニスシューズを選ぶようにしましょう。

あと、これはテニスシューズに限った事ではありませんが、靴の購入(試し履き)は午前中より午後以降にして下さい。
1日過ごしていると、身体を支えることで土踏まずのアーチが落ちたり、むくみが出たりして、朝起きたときよりも、午後の方がサイズが多少大きくなるからです。
なので、午前中にピッタリサイズの靴を選ぶと、夜はキツくなることがあります。

テニスコートの種類によって、最適なシューズを選ぼう

まず知らなければならないのはテニスコートについてです。
テニスコートは、「床面の種類」=サーフェスといい、下記のように材質が違ったサーフェスが数種類あるスポーツです。

  • オムニコート
    オムニコートは、砂入りの人工芝タイプのコートで、日本では多く見られるテニスコートとなります。滑りやすいため、グリップ力のあるテニスシューズが必要となります。
  • クレーコート
    クレーコートは、地面が土でできています。地面に砂や土があるため、球が弾みにくい特徴があります。(全仏オープンではレンガを砕いて作った赤土のコートが有名)
    上記オムニコートと同様、滑りやすいコートです。
  • カーペットコート
    絨毯状の素材でつくられており、屋内のテニスコートに使用されることが多いのがこのカーペットコートです。
    ハードコートよりも地面が柔らかいので、足腰への負担が少ないコートです。
  • ハードコート
    基礎がアスファルトやコンクリート素材で、表面を合成アクリル樹脂などでコーティングして作られていることが多いです。
    地面が固く、膝などへの負担も大きくなるので、クッション性のあるテニスシューズが必要になります。
  • グラスコート
    天然芝を敷いて作られたコートです。球の速度も落ちにくく、滑りやすい特徴がありますので、 グリップ力があるテニスシューズを選ぶ必要があります。
    (日本では殆どありません…)

 

シューズには、オールコート、オムニ・クレーコート、カーペット、ハードコート等々ありますが、まずはスクールやコーチに確認されて、一番利用頻度が高いサーフェス専用のシューズを準備してください。

シューズのタグ等には、
OC = Omni・Clay(オムニ・クレー)
AC = AllCourt(オールコート)

というような表示がされており、特徴として、オムニ・クレーコートは、非常に滑りやすいので靴底(ソール)の溝が深く、スパイクのように滑りにくくなっています。
また、カーペットコートのように非常に止まりやすいサーフェス用のシューズは、靴底(ソール)がツルツルになっていて止まり過ぎないようなつくりとなっています。
オールコート用は全てのサーフェスに対応出来るという位置づけのものではありますが、滑りやすいコートで使用する場合、専用シューズに比べるとやはり滑りすぎてしまいケガにつながる可能性もありますので、注意が必要です。

ジュニア用 カーペットコート用

 

ジュニア用 オムニ・クレーコート用

 

ジュニア用 オールラウンド用

 

グリップテープ

テニスをする際、ラケットをにぎる時の感覚はとても大事です。しっかりとにぎれてラケットを振りやすくする役目を果たしているのがグリップテープです。
ラケットを購入すると、持ち手部分(グリップ)にはあらかじめテープが巻かれています。アンダーグリップテープやリプレイスメントグリップテープといいます。
グリップの部分は汚れや汗などによる消耗が激しいため、滑りやすくなって手からすりぬけたり、しっかりとにぎれなくなる可能性が出てきたりします。張替が不可能という事はないですが、簡単には剥がせませんし、張替用のテープっ自体も高価なものが多いです。
そこで、上記のアンダーテープの上に巻くオーバーグリップテープというものがあります。

オーバーグリップテープには、手に汗をかきやすい人におすすめなドライタイプや、手にしっとりと吸い付くような感覚のウェットタイプがあります。カラフルなものも多いので、
いろいろと試してみてから手になじむテープを選んでみて下さい。
練習の頻度にもよりますが、剥がれてきたり擦れて破れたり、ウエット感がなくなったりしたら交換の目安としましょう。

 

 

 

巻き方はこちらを参考に。最初は時間がかかるかもしれませんが、何回かやっていると慣れますよ(^-^)。息子くんも今では自分で巻いてます。
カラーもデザインもたくさんあります。ラケットやウェアに合うものや、握りやすいものなどなど、色々試してみて自分好みのグリップテープを見つけて下さいね。。。

振動止め

テニスの試合等で、ラケットのガット(網部分)下部に付けて使用します。ボールを打つ際ガットに伝わる振動を軽減してくれるアイテムですが、必ずつけなくてはいけないものではありません。
好みによって、つける人とあえてつけない人に分かれます。
可愛いものも多くありますので、目印代わりにつけている子も多いのかな…と思います。
練習中、はじき飛んで失くす事も度々あるようです。。。

ガット(ストリングス)

ガット(ストリングス)とは、ボールが直接あたるラケットの網の目部分の事をいいます。
ジュニア用のラケットを購入する際、ガットは既に張り上がっているものが多いと思いますので、最初から別で購入する事は少ないかもしれません。小さい子供さんの場合は、最初はスポンジボールなど柔らかめのボールを使って練習するので、早々に切れたり緩んだりする可能性は低いと思われます。
一般のイエローボールを使った練習や、試合に出るようになってくると、練習中にガットが切れてしまったり、緩んでボールが飛びすぎてしまったり、コントロールしずらいと感じたりします。
その際はガットの張替えを検討しましょう。
通常は3~4カ月程度での張替えを目安に考えておくといいかなと思います。

ガット(ストリングス)の種類

ナチュラル
ガットとは、腸を意味します。ナチュラルガットとは動物の腸で作られたものです。丈夫で伸縮性に富み、昔から使われてきました。
トッププロ選手は殆どがこのナチュラルガットを使用してプレイしていますが、やはりコストは高いです。

ポリエステル
ポリエステル素材で作られており、伸縮性が少ないので、打った力がボールにダイレクトに伝わり力強いボールが打てるのでトッププロなどを含め競技者使用率NO.1のストリングです。ナイロンストリングスが頻繁に切れたりする場合は、こちらを試してみるといいと思います。

ナイロン
ナイロン素材でできているので、ナイロンストリングとも呼びます。ポリエステルよりも柔らかい打球感で、力の弱い女性やジュニアにおすすめのストリングスです

 

テンション

ガット(ストリングス)の張り方の強さを表す数値です。ポンドで表示されます。
ラケットやガットに推奨されている数値があるので、その範囲内で指示を出して張ってもらいます。(ちなみに夏場よりも冬場は若干緩めに張ってもらいます。息子くんの場合45〜50Pくらいです。)
量販店(スポーツDEPOやスポーツオーソリティetc…)や、個人スポーツショップ、
スクール、個人等々…、張り替えをしてくれるところはいくつかあります。
(張り人さんが不在だったり、予約が多い場合はラケットを預ける事になりますので、事前に電話等で問合せをして、来店予約をしておく事をオススメします。)

 


 

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