こんにちは。hirominです。
新中学生、高校生になり、部活で硬式テニスをはじめる中高生のみなさん。
カッコいい先輩たちの姿にあこがれて、早く自分もテニスをしたくてうずうずしている事でしょう。はやくラケット買わなくちゃ!と、早々にスポーツ店へ足を運んだりしてませんか?気持ちは解りますが、ちょっと待ったぁーっ!
テニスについて、まず知っておきたい事や、必要なおすすめアイテムについて、全くのテニス経験ゼロの親目線で説明したいと思います。(公立中などの部活ではソフトテニスが主流ですが、ここでは硬式テニスについてお伝えしていきますよ。)
まず、テニスと言へば!の必須アイテム。もちろんラケット!ですね。
スポーツショップへ行けば、様々なラケットがずらりと並んでいて、どれを選べば良いのかわからないと思います。そこで自分の好きな色やデザインのものが欲しくなりますよね?
ここで一番気をつけたい事!それは、あなたがはじめるテニスは硬式テニスですか?
軟式テニス(ソフトテニス)ですか? ここ、すごーく大事ですよ。
というのも、これらは同じテニスではありますが、使うボールもラケットも全然別のものなんです。
スポーツ店で店員さんに尋ねもせずにいきなりラケットを購入してしまう人は少ないかもしれませんが、子供さん用にサプライズプレゼントで購入を検討中の親御さんもいるかもしれませんので、念の為。
錦織圭選手や大阪なおみ選手のように、4大大会が行われている、黄色いボールを使うテニス競技が硬式テニスとなります。
硬式テニス用のラケットを購入する際に知っておきたいポイントについては、以下のページに詳しく記載しておりますので、是非参考にしてみて下さい。
中高生に最適な最初のラケットは? ~今更聞けない硬式テニスの基礎知識~
テニスシューズ購入時のポイントとは?
テニスラケットの次に大切な必須アイテム。それはテニスシューズ&ソックスです。
部活でテニスをはじめるにあたり、ラケットはもちろんですが、特にシューズはしっかりと自分のサイズにあったものを準備しましょう。
テニスは前後左右に激しく動くスポーツ。足首にも負担がかかります。思いがけないケガにもつながりかねませんし、まず、通常のグラウンドシューズやソックスだとすぐに傷んで買替えることになってしまうと思います。
そこで、テニスシューズを購入する際に知っておきたいポイントや注意点をまとめてみました。
試し履きはテニス用ソックスを履いてから!
シューズ選びの前に、まずはテニス用のソックスを準備しておきましょう。
テニス用ソックスは、通常のソックスよりも足裏部分の保護のため、特に底が厚く作られているものが殆ど。
練習の際には必ず使用するものですし、シューズ選びの際はこのソックスを履いた状態で試し履きをして購入しましょう。
テニスシューズの選び方
テニスコートの種類によって、最適なシューズは違います!
まず知っておかなければならないのはテニスコートについてです。
テニスコートは、「床面の種類」=サーフェスといい、下記のように材質が違ったサーフェスが数種類あるスポーツです。
- オムニコート
オムニコートは、砂入りの人工芝タイプのコートです。日本で多く見られるテニスコートとなります。滑りやすいため、グリップ力のあるテニスシューズが必要となります。
- クレーコート
クレーコートは、地面が土でできています。地面に砂や土があるためボールが弾みにくい特徴があります。(全仏オープンではレンガを砕いて作った赤土のコートが有名)
上記のオムニコートと同様で、滑りやすいコートです。
- カーペットコート
絨毯状の素材でつくられており、屋内のテニスコートに使用されることが多いのがカーペットコートです。
ハードコートよりも地面が柔らかいので、足腰への負担が少ないコートです。
- ハードコート
基礎がアスファルトやコンクリート素材で、表面を合成アクリル樹脂などでコーティングして作られていることが多いです。
地面が固く、膝などへの負担も大きくなるので、クッション性のあるテニスシューズが必要になります。
- グラスコート
天然芝を敷いて作られたコートです。球の速度も落ちにくく、滑りやすい特徴がありますので、 グリップ力があるテニスシューズを選ぶ必要があります。
(日本では殆どありません…)
シューズのタグには、
OC = Omni・Clay(オムニ・クレー)
AC = AllCourt(オールコート)
というような表示がされており、特徴として、オムニ・クレーコートは、非常に滑りやすいので靴底(ソール)の溝が深く、スパイクのように滑りにくくなっています。
学校のグラウンド等で部活をするのなら、このオムニ・クレー用シューズが最適です。
市営やテニスクラブ等では、ハードコートを備えたテニス場もあると思います。
コチラの場合は、オールコート用のシューズがおすすめです。オムニ・クレー用のシューズよりも少しグリップ力が抑えられたつくりになっています。また、クッション性に優れたモデルが多く、硬いハードコートでも体力の消耗や怪我を防止してくれます。
このオールコート用のシューズについては、全てのサーフェスに対応出来るという位置づけのものではありますが、滑りやすいオムニコートやクレーコートで使用する場合は、やはりグリップ力が低い分滑りすぎてしまうため、ケガにつながる可能性があります。
注意して選びましょう。
また、カーペットコートのように摩擦力が高いサーフェス用のシューズは、靴底(ソール)がツルツルになっていて止まり過ぎないようなつくりになっています。
テニスシューズを購入する時は、上記でも説明したように、テニス用ソックスを履いてから出かけましょう。
試し履きの際には、履いた後につま先を上に向けてかかとをトントンと床に落としてから
靴ひもを締めましょう。(小さいお子様にはマジックテープタイプもあります)
必ず両足履いて、靴ひもをしっかり締め、少し歩いたり跳ねたりして確認してみて下さい。
ここで注意点をもうひとつ。ぴったりしたテニスシューズを選んでしまうと、窮屈になりすぎて力が十分に出せませんし、また、すぐに大きくなるからと大きめのサイズを選んでしまう事もケガにつながりますのでおすすめしません。
必ずソックスを履いた状態で履き、つま先部分に少しゆとりがあるテニスシューズを選ぶようにしましょう。
あと、これはテニスシューズに限った事ではありませんが、靴の購入(試し履き)は午前中より午後以降が望ましいようです。
1日過ごしていると、身体を支えることで土踏まずのアーチが落ちたり、むくみが出たりして、朝起きたときよりも、午後の方がサイズが多少大きくなるからだそうです。
なので、午前中にピッタリサイズの靴を選ぶと、夜はキツくなることがあるようです。
人気のテニスシューズ (オムニ・クレー用)
ここでは、部活でテニスをはじめる中高生におすすめのオムニ・クレーコート用のテニスシューズをご紹介します。
YONEX(ヨネックス)
パワークッションという衝撃吸収素材を採用しており、履き心地も良いシューズ。
ワイド設計のものが多いので、幅広の足の方にもおすすめです。
メンズ
レディース
ユニセックス
asics(アシックス)
グリップ力にも優れ、日本人の足の形に合うシューズが多いアシックスのシューズ。愛用者も多いです。
柔らかめのソールを採用しており、履きやすく疲れにくい特徴もありオススメです。
メンズ
レディース
adidas(アディダス)
デザイン重視ならアディダスのシューズもおすすめです。
耐久性が高いのも特徴で長く愛用できると思います。
また、比較的重量感があるのと、幅が狭い作りのものが多いので試し履きは必須です。
メンズ
レディース
newbalance(ニューバランス)
デザイン性にも優れ大変コスパも良く、中高生に人気があります。
メンズ
レディース
テニスシューズ購入の裏技
テニスシューズ購入について、ちょっとした裏技をご紹介!
テニスシューズはメーカーやモデルによって、サイズ感がかなり違います。
まずはスポーツショップで自分の好きなデザイン、メーカーのシューズを探して試し履きを必ずおこなってみてください。
特価品や、型落ちの商品などのコーナー等の中にも、気に入る商品があるかもしれません。
そして特に、最新モデルが気に入った際や、欲しいモデルを見つけたのに自分のサイズやカラーが欠品等でなかった場合には、一度試し履きをして確認しきてから、インターネットで検索してみるのもオススメです。限定カラーモデルが見つかったり、ショップよりもお安く購入できる事が多いです。また、同じスポーツショップでも、店頭よりもオンラインショップの方がお得に購入できる場合もあります。
(我が家の息子くんは、毎回この方法で購入しています笑。)
まとめ
いかがでしたか?今回はおすすめのテニスシューズをご紹介しました。
コートのタイプによるシューズの違いや購入前のポイント等を参考に、お気に入りのシューズを見つけてテニスを楽しみましょう!