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2020年大学入試共通テスト 英語成績提供システム導入延期に思うこと

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こんにちは。今日から11月です。
ここ最近ずっとどうなるのかと気になっていたのですが、2020年度からの大学入試共通テストに導入予定だった民間「英語成績提供システム」が2024年度に延期されると本日11月1日発表されました。今日から共通ID発行の申込が開始される段階での発表に、正直各大学や高校などにも動揺が広がっている事と思います。

従来の大学入試センター試験に代わり、2021年1月に実施される大学入学共通テストでは、英語4技能「読む・聞く・話す・書く」を測定するため、英語民間試験が導入される予定でした。 (詳しくはこちら

実際、現高校2年生は、9月の段階から英検の予約申込の準備や予約金支払等で振り回されていた感が強く、息子くんの学校(私立中高一貫校です)側も、あまり納得いかない状況で準備を進めているといった感じでした。

実際息子くんが在籍する中等部では、11月受験分までは通常通りの英検を校内にて、ほぼ強制的に受験するべく申込していましたが、来年からの受験については3級以上については各個人による任意受験となるような事を生徒達に伝えられていたようです。

現時点では「英語成績提供システム」導入は延期となったため、申込をしていた高校2年の受験者はキャンセル必至となるでしょう。ですが、今後の見通しが不明瞭だと、現中2の息子くんは今後どのような対応を強いられていくのか、とても心配な状況です。

5年後の導入に向けて、今後どう変わっていくかも未だわからない状況ですが、今回の延期を踏まえて、大学ごとにそれぞれ対応策が発表されるはずですが、これから受験生は自分自身で情報収集する必要があり、大変困惑していることと思います。

今回延期となった英語に関する問題の他にも、2020年最初の共通テストについては、英語以外の国語・数学の記述式導入の点においても採点方法等延期せざるを得ない問題が山積みのようです。
「2024年度まで延期する」や「文科相の責任を追及する」の議論も、どちらも受験生には興味のない事で、今知りたいのは目指す大学に合格する為に自分達はどうすればいいのか?です。先送りすることなく早急に結論を出していただき、対応策を検討していただきたいですね。。。