息子くんは現在、中学2年生。私立の中高一貫校に通っています。
中学受験の際、選抜クラスには残念ながら入れませんでしたが、成績は入学時から下がることなくキープ出来てはいるものの、英語は今一つ伸び悩んでいます。
1年生の後半からは、テスト順位をグンと伸ばす生徒さんが出てきたりして、焦りが出てきたのか、「僕だって頑張っているのに、どうして成績が上がらないんだろう?・・・」「どうせ頑張っても変わらないし・・・」と、ブツブツぼやくようになりました。
もう少し日々の予習や復習を取り入れて、コツコツやってみたら?とも声掛けしていますが、なにせ反抗期の真っ最中。反論がいくつもはね返ってきますので、私もついつい声を荒げてまたバトルになってしまいます(苦笑)。
息子くんは塾へは行きたくないと言って拒否します(笑)。学校側は、通塾は必要ないとの方針のようですが、実際のところ、やはり多くの生徒さんが塾に通っているそうです。
(息子談)
小学生の中学年くらいから、通塾する子供さんは増えていくようです。学研や、くもん、
ECCジュニア、個人経営の塾等。。。
中学受験を目指しているならなおの事、受験対策専門の塾通いが必須とされます。
家にいるとどうしても色々な誘惑が多くて勉強しないから、塾に通わせているという親御さんも多くおられます。
息子くんは、4年生の頃、名古屋に住んでいた時に近くの塾へ通わせました。算数の問題がよくわからないと言い出したからです。授業を体験した際の講師の方が、解り易く教えてくれたのが好印象だったので、その塾に通い始めました。
約1年後、福岡の自宅へ戻る事になりその塾はやめたのですが、その際に息子くんから聞いた事実に驚きました。
解らない点を質問できない(忙しいし、次の授業があるからと断られる)、最初の講師はおそらく本部の方で、すぐに別の講師に変わってしまい、新しい講師は早口すぎて授業が聞きとりにくい、他の塾生の女の子達の私語がうるさすぎて気になる、塾へ通うのが面倒だ等々…かなり不満だらけだったようです。
「えーっ!なんで早く言わなかったの???」
「だって僕が行きたいって言いだしたから…。怒られると思って…。」
福岡へ戻り、今の学校を受験すると決めてから、対策の為に近くの個人塾へ通いましたが、その後塾へは通っていません。
塾に通った方が成績がよくなる?
子どもが中学生ともなると、得意な教科以外は問題の難易度が高く、また、私達世代が習った時とは問題に対する解き方が変わっている等、戸惑う事も多くなり、安易に「教えてあげようか?」などと口には出せなくなっていきます。
根気強く教えてくれるような仲の良い兄妹や友達等がいればいいのですが、そうでない場合に、塾などを検討する事になると思います。
そこで、どの塾にすればいいか。ママ友に聞いてみたり、子供が友達に聞いてきたりしてリサーチし、〇〇さんが通ってるから、とか、合格率が高く評判も良いらしい…等々で決めている方が殆どでは?と思います。
授業を体験されてから決めることもあるかと思いますが、塾選びの際は、料金だけでなく、是非次の点に留意して納得の上、決めた方がいいです。
自宅や学校から無理なく通えるか
講師と子供との相性(教え方が解りやすいか)
勝手に講師の変更がないか(変更時は相談等)
講師一人につき何名の生徒を受け持つのか?(個別指導orグループ指導)
本当に初歩的な事ですが、通塾を決めたら、定期的に子供に先生についての感想を聞く事はお忘れなく。
家庭教師であれ、個別指導塾であれ、せっかく高い受講費を支払って通わせていても、生徒がつまづいているところに気が付いてくれる先生かどうか、生徒が理解できるまで根気よく教えてくれる先生かどうか、解らないところを気軽に質問できる環境が整っているかどうかは必須条件だと思います。授業を立て続けに受け持っている講師の場合、質問を受ける時間すらも作ってもらえない訳ですから。
そして、何より一番の目安となるのは、子供の成績が伸びているか?これに尽きると思います。現状維持の場合は、子供さんと良く話し合ってみる方が良いかと。
評判のいい塾であったとしても、そこのシステムや講師が子供さんに合っていなければ、高額な費用も全て無駄になってしまいます。
通信教材の効果はあるのか?
息子くんは、幼稚園の時に『進研ゼミ』をはじめました。小学3年生時からタブレットコースを受講してきましたが、毎月欠かさず添削問題にも取組み、きちんと学習出来ていたと思います。成績がとび抜けて良いという事はなかったですが、テストも平均点以上はとれており、授業内容はしっかり理解できているかなと言った印象でした。
そこで、中学進学時、そのまま『進研ゼミ中高一貫講座』に移行しました。タブレットとテキストによるハイブリッドコースです。でも、入学後1カ月足らずで学習が滞り、進められず、添削課題は殆ど手付かず終い。夏休みや冬休み、春休みの実力テストには取組んでいますが、他は定期テスト対策のテキストを開くのがやっとでした。
理由は、小学講座と異なり、学校の各授業の進み具合がバラバラな為、テキストの進度によって自分で計画を立てないといけない事でした。計画を立てて勉強する事がまだ身についていない息子くんには、どのテキストのどのページをやればいいのか、自分なりに組み立てるのが面倒に思えるようで、毎回テスト前に範囲分に付箋をつけてあげるのは私。
そうしないとテキストを開いて見ようともしません。
進研ゼミの中高一貫講座テキスト
2年生用の国語、数学、英語の3教科分のテキストです。息子くんの通う中学では、数学については体系数学という教材を使用している為、それに沿った内容のテキストです。
続いて、社会、理科の教材の一部です。
他に期末テスト対策として、保健体育や家庭技術、音楽などについての実技テキストがあります。
中高一貫校の場合、公立中学の授業内容と違い、学校の授業内容の進度も順序も様々です。なので、理科や社会については、上の写真の様に、単元ごとに分けられた小冊子がある程度まとめて届きます。(写真はその一部です)その中から、授業内容に沿ったテキストを自分で選んで学習するスタイルです。基本的な問題はこれで対応できるようになっていますが、テキストの数が多いんです。また、息子くんの学校の中間や期末テストについては、発展や応用の内容も多く、これらのスタンダードテキストでは内容が優しすぎるものもあるので、物足りない部分も。
苦手な英語に加え、通塾も検討した方がいいのでは?と相談はしているのですが、今は部活も頑張りたいと言っているし、授業に全くついて行けてないという訳でもなく。
息子くんは進研ゼミを続けると言ってますが、別の教材を見てみたいと思い、今回私の独断で資料請求してみました(笑)。
請求してから5日後、Z会の中高一貫講座の資料が届きました。
入っていた教材やパンフレットです。
まずは、教材の見本と案内書。
中高一貫コースには、国語、数学、英語、総合があり、理科と社会の受講については、高校受験コースを選択するようです。進研ゼミと比較すると、やはり受講料は高めに感じますが、1教科のみから受講できる点は魅力です。
ipadコースとテキストコースがあります。
テキストコースの場合、使用するテキストについて、要点学習、応用学習、添削問題がすべて1冊にまとめられている点は好印象です。
ipadコースについては、主に映像授業を受けながら、書込み式のテキストに記入するスタイルです。(ipad以外のタブレットは使用不可です)
問題のレベルは一貫標準と一貫発展から選べます。この点は進研ゼミと同様ですが、標準問題について、進研ゼミよりも難易度が高めです。
夏休みに向けて、以下のテキストと共に下記の様なパンフレットが入ってました。
夏季の特別講座があるようです。8月3日までの申込で5教科5,000円で受講できます。
こちらの講座を申し込んだ場合は、講座終了後、中学生コース本科の9月号から3教科もしくは5教科に自動継続となるようです。(受講講座は変更可能です。)
とりあえず、まずは夏ドリルの問題に取り組んでみるように伝えて渡しました。
少し難易度の高いZ会の夏講座に、興味を出して取り組んでくれる事に期待です。